スコアメーカーFXシリーズに関する用語を紹介しています。

 
       
  オフセット  
    オフセットは、楽譜上に貼りついている音符や記号の位置を指定するもので、入力された数値によって、左右位置を調節することができます。
 
       
  スペーシング  
    特に意図せずに音符や休符を入力しても、きれいなレイアウトの楽譜になるように自動的に配置する機能です。
スコアメーカーFX Proでは、「楽譜の設定」で段落先頭の調号などの前後のスペースや、音符の後のスペースなどを「テンス」という単位で設定することができます。

※以前のバージョンでは「整列」と呼んでいました。
なお、従来の整列とは別の意味での「整列」機能は、[ツール]メニューに加わりました。記号の水平位置をそろえたり、図形の大きさや間隔を統一したりすることができます。
 
       
  テンス  
    「五線の間隔」や「記譜ルール」などを指定するときの単位です。
1テンスは線間の1/10です。
このテンスは、作成する楽譜の五線の高さによって変わります。

たとえば、五線の高さ(第1線から第5線までの高さ)が8mmの場合、線間は2mmとなりますので、1テンスは0.2mmとなります。

※記譜ルールはFX Proのみの機能です。
※五線の高さは、[ファイル]-[楽譜の設定]の「五線」で設定することができます。
 
       
  声部  
    1つのパートにいくつかの旋律がある場合、それらを声部といいます。
合唱におけるソプラノパート、アルトパートなどがこれにあたります。
スコアメーカーFXシリーズでは、音符を楽譜に入力する際、これらの声部を分けて入力することができます。

※[画面]メニューの[声部]の中から、表示したい声部をクリックすることで、入力した声部を確認することができます。
 
       
  マスク  
    マスクは、楽譜上には存在はするが、表記上見えなくする、というスコアメーカー独自の機能です。
音符や記号をマスクしても演奏には反映されます。
また、小節やパートを(五線ごと)マスクすることもできますので、段落ごとにパート数が違う楽譜も作成することができます。