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スコアメーカーFX2シリーズについてのFAQ

歌詞音節を前後に移動させたい。

スコアメーカーFX2シリーズには、メモ帳などで歌詞を入力し、楽譜に一度に流し込める「歌詞の流し込み」という機能があります。

この歌詞の流し込み機能は、英文の場合、ひとつのスペースで区切られた単語が歌詞音節として音符に割り当てることができます。

ただし、元のテキストのスペースによって、意図しない音符に歌詞が流し込まれてしまうことがあります。

このようなときに、「歌詞音節を次(または前)に送る」機能を使うことで、下図のように歌詞音節を前後に移動させることができます。

※「歌詞の流し込みについてはリファレンスマニュアルの286ページをご参照ください。」

移動する前の歌詞の状態

移動は、下記の方法でおこないます。

  1. マウスカーソルを矢印の選択カーソルにします。

  2. 歌詞をクリックして選択します。(歌詞をポイントすると歌詞音節に色が付き、その状態でクリックすると、歌詞音節がさらに濃く表示されます。)

    送りたい歌詞をクリックした状態
  3. [ツール]メニューの[歌詞]-[前に送る]をクリックします。

    前に送るコマンド
  4. すると、選択した歌詞音節以降が前の音符の位置に送られます。

    移動した後の歌詞の状態

※歌詞音節を次の音符に送る場合も同様の操作で、[ツール]メニューの[歌詞]から[次に送る]をクリックしてください。

ご注意

歌詞音節を送る操作では、選択した歌詞音節以降が全て送られるため、一番最後の歌詞音節が消える場合があります。

連符の長さやタイミングが合わない

連符のグループの長さの合計は、スコアメーカーが自動的に計算して決定します。たとえば、8分音符の3連符の場合、3つの合計が4分音符分になるものとして演奏されます。

スコアメーカーFX2シリーズでは、この長さの合計を個別に設定することができます。

例えば、8分の6拍子の曲で、8分音符の2連符の長さの合計は通常は付点8分音符として計算されますが、これを付点4分音符分にしたい場合、次のような手順で設定します。

  1. [画面]メニューの[エラー]にチェックが入っていることを確認します。チェックが入っていない場合には、クリックしてチェックを入れてください。

  2. マウスカーソルを矢印の選択カーソルにします。

  3. 2連符を選択します。

    選択は、連符の始点もしくは終点にマウスカーソルをもっていき連符が黄色に点灯したらクリックします。クリックすると連桁が選択されます。

  4. 「プロパティ」ウィンドウの「合計時間(4分音符=480)の値を720にします。*

  5. エラー表示がなくなります。これで、2つの連符の合計時間は付点4分音符分となり、意図したとおりの演奏をしてくれるようになります。

*長さの合計の数値について

スコアメーカーFX2シリーズでは、4分音符1つの長さを480として扱います。8分音符はその半分の240、付点4分音符は1.5倍の720となります。