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定年退職してからでは遅すぎると、奥さんの鶴の一声で40年以上ぶりにピアノ再スタートした財前さん。医師として多忙な毎日の中、Shigeru Kawaiの音色を楽しんでいらっしゃいます。ご夫婦そろってのピアノライフ、仲むつまじいお二人のお話をお聞きください。

主人にはもともと定年退職後はピアノを弾いてみたいという夢があったんですが、そこへ3年前にたまたま立ち寄ったのがカワイのピアノフェアだったんです。
楽器の説明を聞くうちにお誘いを受けたので、これはチャンスだと思って主人を巻き込んじゃいました(笑)。主人のピアノに対する想い、カワイが好きだというのはわかっていましたからね。
以前にもカワイ太宰府ショップに見に行っていたこともあって、もともと子どもが使っていたアップライトピアノが家にあったのですが、夜でも練習できるようにとデジタルピアノES6を買いました。そのついでと言ってはなんですが、楽器といっしょにレッスンもついてきたって感じです(笑)。その時、説明やお話をしていただいた先生がとても感じが良かったのはもちろんです……『ご縁』ですよね。
医師という仕事柄、平日はなかなか時間がとれず、できるとしても夜遅くになってしまいます。ですから気持ちはあっても仕事をしながらでは無理だろうと思っていたのですが、家内に「定年からじゃ遅い」って一喝されまして(笑)。
子どもの頃オルガンのレッスンを受けていて、その時は6年かけてバイエルが終わらなかったんですが(笑)、今は無理無く月2回のレッスンだから続いているんでしょうね。週一だとちょっとキツい。
3年たってやっと「バイエル」を卒業できそうです。いい先生に恵まれ、少しでも上手になりたいという気持ちを持ち続けていられることが秘訣だと思います。これからはクラシックだけでなくジャズピアノにもチャレンジしてみたいですね。

私も主人もグランドピアノに対する憧れがあって、昨春ついにShigeru Kawaiグランドピアノを買いました。これは本当に思い切って買ったのですが、買って良かったと思っています。最初に触れた時から鍵盤も固くなくて弾きやすく、音がとてもきれいで、レッスンの前には二人でShigeru Kawaiの取り合いです。黒ではなく木目のサペリにしたのもリビングルームに良くマッチしてとても良かったと感じています。
ピアノのお披露目を兼ねたパーティー形式のミニコンサートを開いたりして、先生はもとより音楽仲間とのつながりも広がります。いつかその場で主人とジャズピアノの競演をしてみたいですね。
(※この文章は2011年9月の取材を元に構成しています)

8月21日にヒルトン福岡シーホークで『大人のコースの発表会』があり、ご主人はベートーベンの「村のおどり」、奥様はジャズバージョンの「星に願いを」をお弾きになりました。特にご主人は昨年よりかなり上手になられていて感激しました。発表会は今年で3回目、1回目の発表会にはご夫婦で連弾を披露されていました。レッスンにはいつも仲良くお二人でいらっしゃり、お二人とも真面目によく練習されて、私の自慢の生徒さんです。
(秋山綾子)