リスク管理体制

カワイのリスク管理体制は、業務執行に伴うリスクを未然に防止することを第一とし、リスクが顕在化した場合には、社会的、経営的な影響を最小限にとどめるため、職制により組織的に対応するものから必要に応じグループ全体を対象とした委員会等を設置するなど、機動的な対応に努めています。

リスクマネジメント委員会

リスクマネジメント委員会は、カワイグループ全体のリスクへの対応のために、規程類の整備、運用状況の確認、要員の訓練、研修等を企画実行するとともに全社リスク管理状況を定期的に取締役会に報告しています。
傘下に下記分野別の各委員会を設置するとともに、不測の事態が発生した場合には、「緊急対策本部」をただちに設置し、迅速な対応と損害の拡大の防止にあたるものとしています。

BCP（事業継続計画）

カワイは、大規模地震等の緊急事態が発生した際に、従業員の安全を確保し、事業資産への被害を最小限に食い止め、当社の事業を継続させ、いち早く事業全体を全復旧させるために、平常時や緊急時における様々な対策や方法をまとめたBCP（事業継続計画）を策定しています。BCPを遂行する上で最も重要なことは、人命の安全確保とその確認です。そのため、安否情報確認システムを導入するとともに、防災ハンドブックを配布しています。

安否情報確認システム

災害発生時に、迅速に従業員の安否確認をすることは重要です。当社では、大規模地震等の災害発生時に自動的にメールを一斉送信し集計する、安否情報確認システムを導入しています。定期的に従業員に向けて訓練を行うことで、有事の際に迅速に対応できるよう努めています。

防災ハンドブック

大規模地震等の災害に備え、災害に関する知識や情報、日頃の備えや災害発生時の対応などについてまとめた、防災ハンドブックを発行しています。このハンドブックではBCPについても分かりやすく説明することで従業員への周知に努めています。