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ニュースリリース

2025年12月2日トピックス

『ジェイミーのコンサート』に、世界で1台だけのアートラッピングピアノが登場

『ジェイミーのコンサート』に、世界で1台だけのアートラッピングピアノが登場

株式会社河合楽器製作所は、12月4日(木)に浜松市福祉交流センター(静岡県浜松市)で開催される『ジェイミーのコンサートin浜松 ~尊い個性を愛するために~』に、株式会社ヘラルボニー契約作家 SATO氏のアート作品「BIG STEP」をラッピングしたグランドピアノの貸出協力を行います。

『ジェイミーのコンサート』は、第10回~12回浜松国際ピアノコンクールの審査委員長を務めたピアニストの小川典子さんが、自閉症の少年ジェイミーとの出会いをきっかけに始めたコンサートであり、夜間の外出が難しい方や、従来のコンサートに参加しづらい家族でも安心して楽しめるように、昼間の落ち着いた環境で開催されます。ピアノ演奏と心温まるお話を交えながら、多様な個性を尊重し音楽を通じて社会に寄り添う、そんな温かな理念を大切に続けられているコンサートです。

今回このコンサートでは、当社のShigeru Kawaiグランドピアノ『SK-5』にヘラルボニーの契約作家のアート作品でラッピングしたピアノが登場します。

 

■アート作品

作品名:「BIG STEP」 作家名:SATO

 

■作家について

SATO
10歳のサマーキャンプで水彩画と出会って以来、自宅で「1日1枚」絵を描くのが彼の日課 。具体的なモデルはなく、その日の心の中にあるイメージに応じてパレットから数色の組み合わせを選び、ジェリービーンズや雨粒を彷彿とさせる水々しいタッチで大判画用紙を埋め尽くしていく。 色相が濁らないよう、米国製の透明水彩絵の具を愛用している。完成した絵を見た人が「きれいねー」と伝えると、嬉しそうに「きれいねー」とオウム返しする。余暇にはボストンのアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しんでいる。

 

■株式会社ヘラルボニー

「異彩を、放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との競争やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Priza」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年9月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

 

■ジェイミーのコンサートin浜松 ~尊い個性を愛するために~

出演者:小川典子(ピアノ)
公演日時:2025年12月4日(木)12時30分開場 13時00分開演
会  場:浜松市福祉交流センター ホール
主  催:浜松市
URL:https://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=30265

 

■ワクワクする不思議なチカラをもったアート作品で彩られたラッピングピアノも展示

コンサート会場のロビーには、障害のあるアーティストを中心に構成され静岡県藤枝市を拠点に活動するアートグループ「waC(ワック)」の作品でラッピングしたアップライトピアノを展示いたします。ピアノの詳細につきましては、下記URLをご覧ください。
https://www.kawai.co.jp/news/20251103/

 

 

■この件に関するお問い合わせ先

報道関係の方

〒430-8665 静岡県浜松市中央区寺島町200番地
株式会社河合楽器製作所 コーポレート戦略本部 経営戦略部 広報課
E-Mail:koho@kawai.co.jp TEL.053-457-1226 Fax.053-457-1225